IPOの戦術を見直してみた
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最終更新日:2013/11/28
IPO
「正に宝くじ並」ということで、全く当たる気がしないIPOですが、案の定「アライドアーキテクツ」「ライドオンエクスプレス」も落選。あまりに当たる気がしなかったので当選チェックを忘れていたところ、ここ最近で一番の期待株(値上がりというよりも当選確率の方で)だった「オンコリスバイオファーマ」のブックビルディングに参加し忘れるという痛恨のミス。そして、ブックビルディング締め切りが同一、または1日早い「ホットリンク」「ブイキューブ」も同じく未参加という残念なことをやらかしてしまった。
「当たらないのが当たり前」そう思って応募し続ける以外に道はないとわかってはいるのが、最近どうにもやる気が出ない。当たる可能性が少しでも上げられれば多少やる気も出るのだが…ということで、ちょっと戦術を見直してみた。
ブックビルディングについて
・SBI証券と楽天証券は「申請数×抽選になる?」と言われているらしいので、SBIには多めにお金を集めて申請数も多めにする。
・完全抽選をうたっているマネックス証券とカブドットコム証券は、最低購入単位でも構わないので必ず申請する。
・主幹事の当選確率は他に比べて圧倒的なため、主幹事の口座を持っている場合はそこも申請数を多めにする。
・SBIはハズレた場合でもIPOポイントがもらえるため、100株でも良いから必ず申請する。
証券会社について
・主幹事の強さは折り紙つきなので、IPOにある程度絡む会社の口座は積極的に開設していく。
・抽選日が極端に遅いカブドットコム、ブックビルディング締め切りがやや早いマネックス証券には注意する。
・金持ちに優しく貧乏人に厳しい会社は、応募するだけ資金の無駄なので避ける。
公開後について
・ファンダメンタル的に確実にいけると思えるレベルでなければ、不用意な参戦はしない。
・過去のデータを見る限り、適当に買えば負けるのは明らかだが、IPO公開直後には可能性があるような気がしてならないため、研究はやめない。
あとがき
割と当たり前の事が多いものの、見直してみると「これ意味あるの?」と思える項目もちらほら。特にSBIに多めにお金を集めるというのは、私の資金力だとほとんど意味を成さないため、資金の無駄になっている可能性が高い。「一つの口座にお金を集めず、出来るだけ多くの口座から分散して申し込む」。こちらの方がまだ当選確立を上げられそうだ。
人生でついていると思ったことは多分一度もないし、知人からも「運の悪い人」と思われがちな私だが、くじ運はそこまで悪くない。割とどうでもいいものなら昔からよく当たる方なので、そのうち初値割れするIPOでも当てるのではないかと今後に期待したい。また、以前ファミレスのくじでフライパンが当たった代わりに、自動車に(かなり激しく)当てられるという酷い等価交換が行われた経験があるため、IPO当選の報告後に更新が行われなくなったら「何かまた当たったんだな」と察して頂けるとうれしい。
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