窓埋めシミュレーターマニュアル -応用編-
「応用編」では窓埋めシミュレーターを更に使いこなすための方法を解説します。
窓埋めデータ画面
利確損切り設定
右サイドバーにある利確損切り設定です。任意の設定値を入れて計算ボタンを押すことで、その設定に応じた結果が表示されます。
1 | 決済日数 | 「窓が埋まらなかった場合、何日後の終値で決済するか」を設定します。ここに設定した値は損益の計算結果に反映されます。 |
---|---|---|
2 | スプレッド | 取引の際に発生するスプレッドを設定します。損益の計算結果には「買い」「売り」の2回分を考慮した結果が反映されます。 |
3 | 利確%設定 | 「空いた窓が何%埋まった段階で利確するか」を設定します。ここに設定した値は、「基本情報」と「損益情報」に反映されます。「基本情報」では利確%設定を考慮した結果がカッコ付きで表示されます。(下図参照) |
例
以下の画像は、ポンド/円の2008年08月データに対して、利確%設定60を設定した際の出力結果です。
上から2段目、2008-08-11オープンの窓は現在もまだ完全には埋まっていませんが、60%の埋めはその日のうちに達成している事がわかります。
また、一番下の2008-09-01オープンの窓は330pipsと非常に大きな窓が空いていますが、そのうちの60%(198pips)であれば、オープンから18日後に埋めていることがわかります。
上記の例では、「窓一回の利幅を減らす事で、勝率を上げる事が出来る」という実例を示していますが、これに「決済日数」を絡める事で「最も効率の良い利確・損切りのタイミングはいつなのか?」を過去のデータから調査する事ができます。
埋めなかった場合の決済タイミングがネックとなる窓埋め投資ですが、色々試して最適なタイミングを探してみてください。
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